雑炊!!

1

赤鬼:いや~暖まった!!美味しかったね!!
青鬼:冬はやっぱりお鍋だね!!
赤鬼:ヘルシーだし、何といっても鳥のダシが出たスープがね~。
青鬼:すごい食欲だね。全部なくなっちゃった。
赤鬼:もうダメ!お腹イッパイ!何にも入らない。
青鬼:デザートも?
赤鬼:今日はもういい。
青鬼:本当に?めずらしい事もあったもんだ、君がデザートもいらないなんて。
赤鬼:ほんっともうイッパイいっぱいだぁ。
青鬼:「スタッフさん、あれお願いします」
赤鬼:ねえ、あれって何?
青鬼:なにって、決まってるでしょ。お鍋の〆といえば「雑炊」。
赤鬼:ゾウスイ???
青鬼:知らないの?
赤鬼:・・・・・・・・。なんだか、お鍋がかえってきた・・・。
青鬼:お~きたきた!!どうこの美味しそうな雑炊は!!
赤鬼:何これ!!こんなのあるの?
青鬼:これがなくちゃお鍋は終わりませんよ。・・・んま~い。はふはふものだ~。
赤鬼:・・・ねえ、はじめから知ってたの?
青鬼:ネエ、ハジメカラシラナカッタノ? フフフフフ。あ~たまらない。
一緒に食べればいいのに。食べれるものなら。
赤鬼:・・・・・・・・・・。
青鬼:あ~ご馳走様でした。さいこ~。オヤスミ~~~
赤鬼:ゾウスイ ゾウスイ ゾウスイ・ゾウスイ・ゾウスイ・ゾウスイ・
    ゾウスイ・ゾウスイ・ゾウスイ・ゾウスイ・ゾウスイ・・・・・・・・。
青鬼:もう、うるさいな~。
赤鬼:ねえ、明日もお鍋にしよう。
青鬼:やだ。
赤鬼:なんで?
青鬼:明日は会席コースのセイロ蒸しだもん。
赤鬼:じゃあ、セイロ蒸しの後ゾウスイにしよう。
青鬼:ムリ、鍋の後じゃないとあの味はでないもん。
赤鬼:えっ・・・

九重“夢”大吊橋近くの秘境・
九酔渓温泉
源泉掛け流しの上質の温泉をお楽しみ下さい。